朝、鏡の前に立つ時間がどんどん長くなってきた娘。髪をとかして、前髪の流れを直して。その後ろ姿を見ながら、ふと気づきました。
「あれ、もう私とあんまり身長変わらないかも」
気づけば、私とほとんど同じ身長に
上の娘は中学生。いつの間にか身長が伸びて、もう私とあまり変わらない高さになりました。少し前まで見下ろしていたはずなのに、今は目線がほとんど同じ。
髪型を気にするようになったのも、ここ最近のことです。朝、鏡の前で時間をかけて前髪を直している姿を見ると、「もうお姉さんなんだな」としみじみ感じます。
嬉しいのと、ちょっと寂しいのと
小さい頃は、着替えも準備も、何でも私がやってあげていました。それが今では、何でも自分でできるようになって。
成長したのはもちろん嬉しいです。でも同時に、「もう手伝ってあげることはないのかな」と、ちょっぴり寂しくなる自分もいます。
友達と過ごす時間が楽しくなってきたぶん、家族と過ごす時間は少しずつ減っていくのかもしれません。これから先、一緒に過ごせる時間はどんどん短くなっていくのかな……そう思うと、やっぱり寂しさがあります。
前髪にケープ、ポケットにはコーム。自分の中学時代を思い出す
娘の前髪へのこだわりを見ていると、自分の中学生時代を思い出します。当時の私はセミロングくらいの長さで、コーム付きのドライヤーでクセを直すのが日課でした。
あの頃流行っていたのが、前髪を根元からふんわり浮かせるスタイル。ケープで根元を固めて、崩れないようにするんです。学校のみんなもケープを持ち歩いていて、制服のポケットには薄いコームがひとつ。
お気に入りの柄や色がついたコームを選ぶのも、当時のちょっとしたおしゃれでした。今思えば、私もあの頃、鏡の前の時間がすごく長かったな、と懐かしくなります。
子どもと大人の狭間にいる話し方
成長を感じるのは、見た目だけじゃありません。話し方も、少しずつ変わってきました。
思春期のせいか、少しイライラした、怒っているような話し方をするときがあります。かと思えば、すごく話を聞いてほしそうに話しかけてくることも。子どもと大人の狭間にいるんだな、と感じる瞬間です。
自分の中にあるもやもやした感情を、うまく言葉にできないのかもしれません。女の子同士の関係も、成長するにつれて複雑になっていくようで。いろんな子がいて、自分とは合わないなと思う相手も出てくるみたいです。
休みの日には、メイクにも興味を持ち始めて。こっそり自分で練習している姿を見ると、これもまた成長の証なんだなと思います。
今の子たちを見ていて、いいなと思うこと
娘やその友達を見ていると、みんな自分の好きなことに正直だなと感じます。他人と違っていても、それでいいと思っているような雰囲気があります。
私が中学生だった頃は、みんなと少し違うと悪口を言われたり、それがいけないことのような空気がありました。でも今は、個性を大事にする感じがあって。みんなと違っても、自分が好きならそれを大切にしていいという雰囲気を感じます。
これ、すごくいいことだなと思うんです。みんなと同じじゃなくてもいい。自分の気持ちに正直に、大切なものは大切と言えること。それってすごく素敵なことだと思います。
どんな道を選んでも、自分を好きなままでいてほしい
中学生の娘を見ていると、あの頃の自分をよく思い出します。毎日勉強と部活を頑張って、友達に囲まれて楽しい時間もあったけれど、狭い学校の中の人間関係に悩んだり、これからのことが不安になったりもしていました。
心と体の成長に戸惑って、気持ちがもやもやしたり。親にどう接したらいいかわからなくて、冷たい態度を取ってしまったり。他人と自分を比べて、自信がなくて落ち込んだことも、正直たくさんありました。
これから、娘が私の希望とは違う道を選ぶこともあるかもしれません。それでも、頭から否定せずに話を聞いて。彼女の人生だから、少しでも助けになれることをしたいと思っています。
どんな道を選んでもいい。ただ、自分のことを好きなままで、楽しい時間を過ごしてほしい。娘の成長を見ながら、そんなことを思う毎日です。


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