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イントロが流れた瞬間、一気にあの頃の記憶が蘇る——そんな曲、ありませんか?
私が学生時代に聴いていた音楽は、まさに90年代後半〜2000年代の空気そのもの。小室ファミリー、ミスチル、浜崎あゆみ、ドリカム、ELT、JUDY AND MARY、スピッツ、ゆず、aiko、SPEED、Do As Infinity……。ジャンルもバラバラに、いろんな音楽に囲まれていました。今日はそんな、青春時代の音楽の思い出話です。
アムラーに憧れて
小室ファミリーの中でも、特に好きだったのは華原朋美さんと安室奈美恵さん。「アムラー」というファッションが大流行していた時代で、周りはみんな眉毛を細くしていました。安室さんの「Can you celebrate?」の頃は、黒いニットにバーバリーのチェックスカート、ブーツを合わせるコーディネートが大流行。私も、そして友達も同じような格好をしていたのを覚えています。
華原朋美さんも好きだったので、ジャケットにスカートを合わせるスタイルも真似していました。倖田來未さんのようなセクシー系のギャルカリスマに憧れる子もいて、当時は「この曲」「このスタイル」と、みんな思い思いの推しを見つけていた時代でした。
音楽番組は、毎週の楽しみだった
今のように配信サービスがなかったので、気になる歌番組は家のビデオデッキで録画して、繰り返し見て覚えていました。よく見ていたのは「ミュージックステーション」と「HEY!HEY!HEY!」。友達もだいたい見ていたので、翌日は番組の話で盛り上がって、今流行っている曲をお互いにチェックし合っていました。
CD、レンタル、そして手作りMD
音楽の聴き方も、今とは全然違いました。CDを買ったり、レンタルショップで借りたり、友達から借りたりして、自分だけのMDを作るのが定番でした。歌詞カードは手書きで写したことはないけれど、コピー機でコピーして、それを見ながら歌って覚えたこともあります。
機材はミニコンポ。両端にスピーカーがあって、真ん中にCDやMDを入れるタイプのもので、スピーカーの色を部屋のインテリアに合わせて選べるのがお気に入りでした。持ち運び用にはMDウォークマン。CDより小さくて、カラーバリエーションも豊富で、とにかくかわいかったんです。
今の若い子たちは知らないと思いますが、当時は「これからはMDの時代だ」と本気で思っていました。結局、CDに取って代わることなく、いつの間にかMDそのものがなくなってしまいましたね。
初めて買ったCDは、ドリカムの「晴れたらいいね」
自分のお小遣いで初めて買ったCDは、DREAMS COME TRUEの「晴れたらいいね」。テレビドラマの主題歌になっていた曲で、母が好きだったこともあり、一緒にCDショップへ行って買いました。
明るくて前向きな曲で、家族でドライブするときによく聴いていたのを覚えています。この一曲がきっかけでドリカムが大好きになり、アルバムもたくさん聴くようになりました。ライブにも足を運び、今でも大好きなアーティストです。
カラオケは、青春の縮図だった
女友達とカラオケに行くと、よく歌っていたのは小室ファミリー系、浜崎あゆみ、ELT、SPEEDの曲。不思議なもので、それぞれ得意なアーティストがなんとなく決まっていて、「この曲はこの子」というふうに自然と歌う人が分かれていました。ノリノリの曲では、みんなで立ち上がってリズムに乗りながら盛り上がることも。
カラオケの画面には、本人が出演しているPVが流れることもあって、それを見たいがために選曲することもよくありました。特にあゆの曲は、本人が出演したドラマ仕立てのPVが多くて、みんな大好きでよく歌っていました。
高校生の頃は、友達が男の子を紹介してくれるときにも、カラオケがよく使われていました。ドリンクバーとポテトを片手に、みんなで歌っているうちに自然と仲良くなれて、それも楽しい思い出のひとつです。
男の子たちと一緒に行くカラオケは、また違ったドキドキがありました。普段は普通に接している男の子が、歌がすごく上手だとかっこよく見えてしまったり。気になっている子が恋愛系の歌を歌っていると、それだけで胸が高鳴ったものです。
ちなみに「歌うと失恋する」というジンクスがある曲もありました。プリンセス プリンセスの「M」。今思えばただの都市伝説なのですが、当時は本気で信じて避けていた子も多かったはずです。
着信音にも、ちょっとした恋心を込めて
携帯電話が普及してからは、着メロ・着うたも欠かせないアイテムでした。人によって着信音を変えて、鳴った瞬間に誰からかかってきたか分かるようにしていて、気になっている人からの着信は、自分の一番好きな曲に設定していたこともあります。
ポスターと、言えなかった「推し」の気持ち
部屋にはポスターや雑誌の切り抜きを貼っていました。とはいえ流行りがあるので、自分の中でブームが終わると剥がしてしまうのですが。ジャニーズがブームだった頃は、「明星」などの雑誌から好きな人のページを切り抜いて集めて、友達とお互いに交換し合っていました。
今のように「推し」という言葉がなかった時代。あまり熱心に話しすぎると「おたく」だと思われてしまうんじゃないかという不安が、心のどこかにありました。同じくジャニーズが好きな友達となら平気だったけれど、あまり興味のないクラスメイトの前では、なんとなく恥ずかしくて話せなかったのを覚えています。
半分こしたイヤホンと、お気に入りのMD
音楽を聴くのは、自分の部屋や友達の部屋にいるとき。ウォークマンのイヤホンを片方ずつ耳に入れて、友達と一緒に聴くこともよくありました。自分のお気に入りの曲を集めたMDを作って、友達に聞いてもらうのも楽しみのひとつでした。
あの頃の音楽は、今も色褪せない
今聴いても、当時の記憶がありありと蘇ってくる曲ばかりです。ファッションも聴き方も、そして「好き」の伝え方も、今とは全然違うけれど、あの頃夢中になった音楽は、今でも大切な宝物です。
今は「推し」という言葉があるおかげで、好きな気持ちを隠さずに堂々と言えるようになりました。みんなと違うものが好きでもいいし、自分の好きなものを胸を張って「好き」と言えることは、本当に素敵なことだと思います。こっそり切り抜きを集めていたあの頃の自分にも、そう伝えてあげたいです。
みなさんの学生時代、よく聴いていた曲はありますか?ぜひ教えてください。
懐かしくなった方へ
記事を読んで懐かしくなった方は、ドリカムのベストアルバムでもう一度聴き返してみてはいかがでしょうか。



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